先日のコウノドリ #9 〜おまけ2
この四人が集まるとやっぱりうれしいし、ホッとする。
いつまで一緒にいられるんだろうかなぁ…
皆バラバラになるのは、やっぱり寂しいよ。
ってことで、#9感想 後半戦
※くれぐれも、おまけが本文
■今橋から白川への、何よりの餞の言葉
今橋「あ…僕も我が儘言ってもイイかな?」
白川「…え…?…はい…」
今橋「また、ここに、戻ってきてほしい
その時は、今みたいに先輩と後輩の関係じゃなく、同じ立場で、小さな命を一緒に救いたい」
白川「…はい!」
今橋先生…かっこいい…!!そして優しい…(泣)
こーゆー人に上司になってほしい…
■下屋、逞しくなったなぁ!
下屋「私はまだ、救命医として使いものにならないこと、よく解ってます。
でも――、赤ちゃんの事は任せてください!だから、母体の事はよろしくお願いします!」
これに応じる加瀬センセの 「解ってるよ!(ニヤリ!)」 もイイなぁ!
サクラや今橋とはタイプ違うけど、彼もまた良き先輩で理想の上司だ。
■しっかり自己を主張し、ヘマしても落ち込まず、叱られてもクサらず、食欲なくてもちゃんと食べ
て、忙しくともちゃんと寝る! そしてなにより大事なのは、たくさんたくさん笑う事!
←一丁前の救命医になるための第一か条
仙道 「鴻鳥先生…彼女は『救命医』になれるかな?」
サクラ「うーん、どうですかねぇ…(苦笑)
ただ――、下屋は打たれ強くて図々しいです!」
仙道 「ふふ… (笑←どこか思い当った風?)」
サクラ「それと、良く食べます!」
仙道 「ははは! (笑)。じゃ、ここで使える駒になるかもな!」
サクラ「はい!(笑顔)」
そして、去っていく仙道の背に、サクラは 「宜しくお願いします!」 と深々と一礼。
良い上司だなぁ…サクラ…移動した先の後輩の為にここまでやってあげるんだね。
今橋センセも大概フォロー魔で色々気を回し過ぎだと思うけど、その点サクラも負けてないな。
あの付き合いにくそうな仙道センセともそれなりに上手くやってる様子のサクラ先生、コミュニケーション能力も高い。
にしても、前話の白川のフォローに続き、フォロー魔・サクラ先生此処に在り!という感じ。なにやら第二の今橋センセになりそうな予感。
サクラ、ホントいい先輩だな。下屋にしてみりゃありがたいよね、こういう密かなフォローって。
ま、白川の時も今回もサクラは完全に裏方で、フォローされてる当人は全然気づいてないけどね。
このシーン、原作ですごく好きだったんでカットされなくて嬉しかった。
ただ冷淡で辛く厳しいだけだった仙道部長が下屋を認め始めた瞬間…になるかもしれないシーン。
■でも、サクラがこんなこと言えるのは四宮に対してだけ、なんだろうな、多分
四宮 「親父がさ…」
サクラ「…うん」
四宮 「まだお前には負けんぞ、って…帰り際、そう言ってた…」
サクラ「……(小さく笑って) なんかイイね、それ
…羨ましいな―― 」
四宮が弱音らしき言葉を吐いてみた。そしたら、普段ならそれを受け止めてくれる筈のサクラから更に切ない本音が零れてしまった……という親友二人のシーン。
最後の「羨ましい」が、切ない。サクラには、「お父さん」いないもんね。
生まれた時からいなかった。四宮のように、親父とあんな「親子のやり取り」することはできない。そのチャンスすら、サクラには与えられなかった。
この時のカメラのアングルがさ、サクラの斜め後ろからサクラの横顔とらえてるんだけど、正面からの夕日が顔に当たってサクラの表情よく解らないんだ。でもだから余計に切ない。表情が見えないから。微笑みながらも、声が泣いてる。
■BABYみたいにはなれないけど…(by篠原修一)
サクラの言葉を受けて篠原夫が向かったのは楽器店。(アレ、銀座のヤマハだね?久々に見た)
買ってきたキーボードで、妻に聞かせてあげるために妻の大好きなBABYの曲を懸命に練習する夫。その姿に、涙する妻。
その、寄り添おうとする心が嬉しいんだ。
その想いが、救いにも助けにもなるんだよ。
■これが「サクラ先生」の寄り添い方
篠原さんの不育症の検査結果は「正常範囲内」
「原因がわからない・治療法がない」と結果をマイナスに受け取っている篠原夫婦に、サクラは静かにこう告げる。
「原因がわからない のではなく これで次(の妊娠・出産)へ臨むことが出来るという事がわかった のだ」 と。
促したのは、マイナスからプラスへの思考の転換。
でも例え検査で問題なくても、不安は残っちゃうよね、当人にしてみりゃ。今までの事を思えば余計に。
尚不安げに押し黙る篠原さんに、サクラは、そっと声をかける。
「でも――、不安ですよね…? …怖いですよね…?」
胸中深くに沈めていた怯えを拾い上げて貰えた安堵に、篠原さんは思わず号泣する。
そして、泣きながら初めてホントの想いを正直に吐露してくれた篠原さんに、サクラは
「話してくれて、ありがとうございます」 と。
…完璧。
サクラ先生お見事です。…多分サクラなら心理カウンセラーも出来る(…かも)
…っつか、世の中のお医者さんがみんなサクラみたいだったら、病院行くの、コワくない (そんなの無理だ)
■一瞬でも、お腹の中に赤ちゃんがいることが怖い…!(by篠原沙月)
大切なモノ・切望するモノを、手に入る寸前で奪われるのは辛い。
一度手に入った筈のモノが、一度味わった筈の幸福が、目の前で唐突に理不尽に奪われる。その悲嘆と痛苦。そして恐怖。
そんな経験を何度も何度も繰り返すうち、またあんな辛い想いをする位ならいっそ、二度と手に入れられない方が…と思うようになってしまった篠原さんの心情は、私にだって想像がつく。充分解るし、辛い。そして、とても哀しい。
誰だって、進んで傷つきたいと思う人は、いないもの。
■今あなたの傍らにいるのは、あなたの世界一の味方ですよ!(by 鴻鳥サクラ)
サクラ「次はきっと大丈夫。
本当に辛い経験をした二人だからこそ、大丈夫!
だって、篠原さんにはこんな近くに世界一の味方がいるじゃないですか!」
子宮全摘するか悩む小松さんに、「僕らはみな、小松さんの味方ですから」 って告げた、サクラらしい言葉だなぁ。
「(医者が)妊婦に寄り添うことも大切だけど、家族が妊婦に寄り添えるように支援することも大切」
っちゅー、前半のカンファレンスのシーンでのサクラの言葉が、この全ての流れのベースにあるんだよなぁ。
■「生きている限り、明日はやって来る
哀しみが繰り返されてしまう時がある
悔しさが繰り返されてしまう時もある
それでも、気付いてほしい
今ある道を進むことで、光は見える
だから、怖がらないで
人は必ず、誰かが傍にいて――、誰かの傍にいる」 (by 鴻鳥サクラ)
結局いつだって、 人 を救うのは、人
■もう、泣くしかない…(涙)
サクラ「篠原さん…分かりますか?赤ちゃんの心拍…確認できました
篠原さん、赤ちゃん、みえますか?
お母さんに似て、とっても頑張り屋さんですよ!」
こっからEDテーマへ繋がる流れで、更に泣いた。
ホント、救いがあって良かった。報われて良かった。
ま、ラストは時間経過が多少???だけどさ(笑)
でも、安直だろうが、嘘っぽかろうが、作り物のドラマだろうが(むしろ、だからこそ?)、やっぱり救ってあげて欲しいし、報われて欲しい。
視聴者は、辛く苦しく重く暗く沈むためだけにドラマ見てるわけじゃない。そんなの、現実世界にウンザリする程たくさんあるんだから。
台詞だけじゃなく、実際に 「光が見えた」「明日に繋がった」瞬間まで観たいんだよ。
■「私は、絶っっっ対!二人を超えますからっっ!」(by下屋)
「The 宣戦布告!」 ですな。
イイね、下屋って。好きだな。いつまでも青い春で!(大笑)
この直前の 「頑張れよ」 (byサクラ to下屋) もグッと来たよ。
こん時のサクラの表情がイイよね、全然甘くなくて。
結局この二人は何処まで行っても「師弟」なんだよね。上司と部下。先輩後輩。百歩譲っても兄と妹。
だから恋愛感情皆無。
でも、そういう関係がイイなぁ…
■下屋のくせに! (by四宮)
サクラ「僕らを超える、か…」
四宮 「下屋のくせに…百年早い!」
サクラ「(ふっと微笑って) でも、楽しみだね」
四宮 「……ふん!」
サクラの「でも楽しみだね」が、聞いててすごく気持ち良かった。口調も声音もイイ感じに力が抜けてて、なんだか軽やかで。
ここでの二人の会話、イイな。無理や我慢が全然ない、普段の二人の普通の会話、という感じ。
…ま、先輩としての自信と自負もあるんだろうけどさ!
だって、先輩風、吹かせまくりでしょ、アレって。二人ともイイ感じに白衣の裾も翻ってるしさ(笑)
まぁ、こちらも
お前なんぞには、まだまだ負けんよ! ですな。
アバンのラスト「またサヨナラしなきゃいけないんですね…」で、じわっ…(涙) と来て以降、ポイントポイントで泣かされて、「へヴィメタ倉崎とペーペー研修医サクラ&四宮」でちょっとだけ笑わされたと思ったら、直後のサクラの 「忘れなくていい」 で、ウルッ…!(涙) と来て…そして、そのままラストまでその繰り返し。で、ラストで涙腺決壊。
まったくもって、詰め込み過ぎだろ…って位にエピソード満載・泣き所も満載の#9でした。
で、今話も見どころたっぷりで面白かったけど、次回予告が更に楽しみなような、コワいような…
だって、予告のサクラが見るからに苦しげでね。
その理由が予想できるが故にこっちも辛い。次回のテーマが新型出生前診断じゃなぁ…
しかも、先取り情報だと、
「いつも笑顔の優しいサクラ先生が初めて怒りの感情を表します。静かな怒り。俳優・綾野剛の見せ場です」
ってことだし。
だいたい、次回予告で、サクラってば、私服でピアノ弾いてるよ?(=落ち込んだり沈んだり怒ったり傷ついたりする相当辛い出来事がサクラの身に起こったって証拠でしょ?コレ)
#5以降、サクラ、特に辛いシーン多いなぁ。
いや、振り返って見ればシーズン2のサクラは#1以降ずっと辛いシーンが多かった…っつか、2期って、どの回も物語の展開が軒並み、ど・シリアス! だったしな。
最終回、シーズン1のラストみたいに、サクラが笑顔で終われればいいんだけど。
…大丈夫なんだろか?
いつまで一緒にいられるんだろうかなぁ…
皆バラバラになるのは、やっぱり寂しいよ。
ってことで、#9感想 後半戦
※くれぐれも、おまけが本文
■今橋から白川への、何よりの餞の言葉
今橋「あ…僕も我が儘言ってもイイかな?」
白川「…え…?…はい…」
今橋「また、ここに、戻ってきてほしい
その時は、今みたいに先輩と後輩の関係じゃなく、同じ立場で、小さな命を一緒に救いたい」
白川「…はい!」
今橋先生…かっこいい…!!そして優しい…(泣)
こーゆー人に上司になってほしい…
■下屋、逞しくなったなぁ!
下屋「私はまだ、救命医として使いものにならないこと、よく解ってます。
でも――、赤ちゃんの事は任せてください!だから、母体の事はよろしくお願いします!」
これに応じる加瀬センセの 「解ってるよ!(ニヤリ!)」 もイイなぁ!
サクラや今橋とはタイプ違うけど、彼もまた良き先輩で理想の上司だ。
■しっかり自己を主張し、ヘマしても落ち込まず、叱られてもクサらず、食欲なくてもちゃんと食べ
て、忙しくともちゃんと寝る! そしてなにより大事なのは、たくさんたくさん笑う事!
←一丁前の救命医になるための第一か条
仙道 「鴻鳥先生…彼女は『救命医』になれるかな?」
サクラ「うーん、どうですかねぇ…(苦笑)
ただ――、下屋は打たれ強くて図々しいです!」
仙道 「ふふ… (笑←どこか思い当った風?)」
サクラ「それと、良く食べます!」
仙道 「ははは! (笑)。じゃ、ここで使える駒になるかもな!」
サクラ「はい!(笑顔)」
そして、去っていく仙道の背に、サクラは 「宜しくお願いします!」 と深々と一礼。
良い上司だなぁ…サクラ…移動した先の後輩の為にここまでやってあげるんだね。
今橋センセも大概フォロー魔で色々気を回し過ぎだと思うけど、その点サクラも負けてないな。
あの付き合いにくそうな仙道センセともそれなりに上手くやってる様子のサクラ先生、コミュニケーション能力も高い。
にしても、前話の白川のフォローに続き、フォロー魔・サクラ先生此処に在り!という感じ。なにやら第二の今橋センセになりそうな予感。
サクラ、ホントいい先輩だな。下屋にしてみりゃありがたいよね、こういう密かなフォローって。
ま、白川の時も今回もサクラは完全に裏方で、フォローされてる当人は全然気づいてないけどね。
このシーン、原作ですごく好きだったんでカットされなくて嬉しかった。
ただ冷淡で辛く厳しいだけだった仙道部長が下屋を認め始めた瞬間…になるかもしれないシーン。
■でも、サクラがこんなこと言えるのは四宮に対してだけ、なんだろうな、多分
四宮 「親父がさ…」
サクラ「…うん」
四宮 「まだお前には負けんぞ、って…帰り際、そう言ってた…」
サクラ「……(小さく笑って) なんかイイね、それ
…羨ましいな―― 」
四宮が弱音らしき言葉を吐いてみた。そしたら、普段ならそれを受け止めてくれる筈のサクラから更に切ない本音が零れてしまった……という親友二人のシーン。
最後の「羨ましい」が、切ない。サクラには、「お父さん」いないもんね。
生まれた時からいなかった。四宮のように、親父とあんな「親子のやり取り」することはできない。そのチャンスすら、サクラには与えられなかった。
この時のカメラのアングルがさ、サクラの斜め後ろからサクラの横顔とらえてるんだけど、正面からの夕日が顔に当たってサクラの表情よく解らないんだ。でもだから余計に切ない。表情が見えないから。微笑みながらも、声が泣いてる。
■BABYみたいにはなれないけど…(by篠原修一)
サクラの言葉を受けて篠原夫が向かったのは楽器店。(アレ、銀座のヤマハだね?久々に見た)
買ってきたキーボードで、妻に聞かせてあげるために妻の大好きなBABYの曲を懸命に練習する夫。その姿に、涙する妻。
その、寄り添おうとする心が嬉しいんだ。
その想いが、救いにも助けにもなるんだよ。
■これが「サクラ先生」の寄り添い方
篠原さんの不育症の検査結果は「正常範囲内」
「原因がわからない・治療法がない」と結果をマイナスに受け取っている篠原夫婦に、サクラは静かにこう告げる。
「原因がわからない のではなく これで次(の妊娠・出産)へ臨むことが出来るという事がわかった のだ」 と。
促したのは、マイナスからプラスへの思考の転換。
でも例え検査で問題なくても、不安は残っちゃうよね、当人にしてみりゃ。今までの事を思えば余計に。
尚不安げに押し黙る篠原さんに、サクラは、そっと声をかける。
「でも――、不安ですよね…? …怖いですよね…?」
胸中深くに沈めていた怯えを拾い上げて貰えた安堵に、篠原さんは思わず号泣する。
そして、泣きながら初めてホントの想いを正直に吐露してくれた篠原さんに、サクラは
「話してくれて、ありがとうございます」 と。
…完璧。
サクラ先生お見事です。…多分サクラなら心理カウンセラーも出来る(…かも)
…っつか、世の中のお医者さんがみんなサクラみたいだったら、病院行くの、コワくない (そんなの無理だ)
■一瞬でも、お腹の中に赤ちゃんがいることが怖い…!(by篠原沙月)
大切なモノ・切望するモノを、手に入る寸前で奪われるのは辛い。
一度手に入った筈のモノが、一度味わった筈の幸福が、目の前で唐突に理不尽に奪われる。その悲嘆と痛苦。そして恐怖。
そんな経験を何度も何度も繰り返すうち、またあんな辛い想いをする位ならいっそ、二度と手に入れられない方が…と思うようになってしまった篠原さんの心情は、私にだって想像がつく。充分解るし、辛い。そして、とても哀しい。
誰だって、進んで傷つきたいと思う人は、いないもの。
■今あなたの傍らにいるのは、あなたの世界一の味方ですよ!(by 鴻鳥サクラ)
サクラ「次はきっと大丈夫。
本当に辛い経験をした二人だからこそ、大丈夫!
だって、篠原さんにはこんな近くに世界一の味方がいるじゃないですか!」
子宮全摘するか悩む小松さんに、「僕らはみな、小松さんの味方ですから」 って告げた、サクラらしい言葉だなぁ。
「(医者が)妊婦に寄り添うことも大切だけど、家族が妊婦に寄り添えるように支援することも大切」
っちゅー、前半のカンファレンスのシーンでのサクラの言葉が、この全ての流れのベースにあるんだよなぁ。
■「生きている限り、明日はやって来る
哀しみが繰り返されてしまう時がある
悔しさが繰り返されてしまう時もある
それでも、気付いてほしい
今ある道を進むことで、光は見える
だから、怖がらないで
人は必ず、誰かが傍にいて――、誰かの傍にいる」 (by 鴻鳥サクラ)
結局いつだって、 人 を救うのは、人
■もう、泣くしかない…(涙)
サクラ「篠原さん…分かりますか?赤ちゃんの心拍…確認できました
篠原さん、赤ちゃん、みえますか?
お母さんに似て、とっても頑張り屋さんですよ!」
こっからEDテーマへ繋がる流れで、更に泣いた。
ホント、救いがあって良かった。報われて良かった。
ま、ラストは時間経過が多少???だけどさ(笑)
でも、安直だろうが、嘘っぽかろうが、作り物のドラマだろうが(むしろ、だからこそ?)、やっぱり救ってあげて欲しいし、報われて欲しい。
視聴者は、辛く苦しく重く暗く沈むためだけにドラマ見てるわけじゃない。そんなの、現実世界にウンザリする程たくさんあるんだから。
台詞だけじゃなく、実際に 「光が見えた」「明日に繋がった」瞬間まで観たいんだよ。
■「私は、絶っっっ対!二人を超えますからっっ!」(by下屋)
「The 宣戦布告!」 ですな。
イイね、下屋って。好きだな。いつまでも青い春で!(大笑)
この直前の 「頑張れよ」 (byサクラ to下屋) もグッと来たよ。
こん時のサクラの表情がイイよね、全然甘くなくて。
結局この二人は何処まで行っても「師弟」なんだよね。上司と部下。先輩後輩。百歩譲っても兄と妹。
だから恋愛感情皆無。
でも、そういう関係がイイなぁ…
■下屋のくせに! (by四宮)
サクラ「僕らを超える、か…」
四宮 「下屋のくせに…百年早い!」
サクラ「(ふっと微笑って) でも、楽しみだね」
四宮 「……ふん!」
サクラの「でも楽しみだね」が、聞いててすごく気持ち良かった。口調も声音もイイ感じに力が抜けてて、なんだか軽やかで。
ここでの二人の会話、イイな。無理や我慢が全然ない、普段の二人の普通の会話、という感じ。
…ま、先輩としての自信と自負もあるんだろうけどさ!
だって、先輩風、吹かせまくりでしょ、アレって。二人ともイイ感じに白衣の裾も翻ってるしさ(笑)
まぁ、こちらも
お前なんぞには、まだまだ負けんよ! ですな。
アバンのラスト「またサヨナラしなきゃいけないんですね…」で、じわっ…(涙) と来て以降、ポイントポイントで泣かされて、「へヴィメタ倉崎とペーペー研修医サクラ&四宮」でちょっとだけ笑わされたと思ったら、直後のサクラの 「忘れなくていい」 で、ウルッ…!(涙) と来て…そして、そのままラストまでその繰り返し。で、ラストで涙腺決壊。
まったくもって、詰め込み過ぎだろ…って位にエピソード満載・泣き所も満載の#9でした。
で、今話も見どころたっぷりで面白かったけど、次回予告が更に楽しみなような、コワいような…
だって、予告のサクラが見るからに苦しげでね。
その理由が予想できるが故にこっちも辛い。次回のテーマが新型出生前診断じゃなぁ…
しかも、先取り情報だと、
「いつも笑顔の優しいサクラ先生が初めて怒りの感情を表します。静かな怒り。俳優・綾野剛の見せ場です」
ってことだし。
だいたい、次回予告で、サクラってば、私服でピアノ弾いてるよ?(=落ち込んだり沈んだり怒ったり傷ついたりする相当辛い出来事がサクラの身に起こったって証拠でしょ?コレ)
#5以降、サクラ、特に辛いシーン多いなぁ。
いや、振り返って見ればシーズン2のサクラは#1以降ずっと辛いシーンが多かった…っつか、2期って、どの回も物語の展開が軒並み、ど・シリアス! だったしな。
最終回、シーズン1のラストみたいに、サクラが笑顔で終われればいいんだけど。
…大丈夫なんだろか?