lunatic studio live

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猫飼いの気儘な絵描き。元ピアノ弾きで腱鞘炎持ち
猫飼いの気儘な絵描き。元ピアノ弾きで腱鞘炎持ち
3.17 超・強行★東京弾丸ツアー 終

3.17 超・強行★東京弾丸ツアー 終

ってことで
GW無事乗り切ったら、行く!と決めました――帰りの電車の中で。
行くぞ!ミュシャ展、2回目!

上野で始祖鳥とモアとバベルの塔に会って、その後代々木でスラブ叙事詩と再会!できれば金曜の夜間開館日の午後に入って、閉館までずっと観たい!(※希望)
そんでもって、今度は双眼鏡持参で音声ガイドも借りてじっくりたっぷり舐めるように見るんだ!


…と、まぁ、これを励みに、地獄のGW7連勤+12連勤も頑張れる!…かもしれませぬ。
眼前に甘〜い人参ぶら下げられた馬の如く。




「この連休無事乗り切ったら、ワシ、スラブ叙事詩観に行くんだ…」 (※死亡フラグ)
3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その12

3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その12

という事で、存分に心の洗濯ができた一日でした。
最近アウトプットばかりで引きだしの中が空っぽだったんだけど、今はフルでインプット完了。脳みそ満杯。お腹いっぱい!

『紙博』も行きたかったなぁ。開催日とオフ日が合わなかったのと、ミュシャ展優先だと場所が方向的に真逆なんで諦めたんだが。

で。
楽しみにしてた東京一人旅終わっちゃって、この先地獄のGWが待ってるのを思い知らされて。
ここ数日。絶望的な気分になっちまっとります。
ブルー…超絶・ブルーです…

そういや、新美の館内で入手したチラシを見て、「おっ!?」と思ったのが…

『安藤忠雄展〜挑戦』

…イイじゃない! 
しかも、有名な 「光の教会」 の実物大レプリカ が展示されるらしい…
観たい…是非行きたい!

っつか、この秋って 『新海誠展』 もあるんじゃなかった? 両方新美で
『ディズニー・アート展』 も開催中だし。
横浜では『ルドゥーテの“バラ図譜”展』
それに、青山で今回とは違う「ミュシャ展」がある
イイなぁ、今年イイ企画展がてんこ盛りじゃないか。

そして今、上野で『大英自然史博物館展』、やってるんだよね。
それと、『ブリューゲルの“バベルの塔”展』も始まったんだ。

…行きたいんだよ…
始祖鳥とモアに会いたい…バベルの塔、生で観たい…

なにより
ミュシャ展、もう一回観たい…
スラブ叙事詩、も一回観たい…
生きてる内に、日本にいてくれるうちに、もう一度…
冥途の土産(?)に、ぜひもう一度…
3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その11

3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その11

2つの展覧会を見て休憩の後物販突撃して、新美出たのが午後6時前。閉館放送が流れるまで中にいました。
実に6時間半弱。流石に疲れた。
けど、せっかくここまで来たんだからと、映画館へ。土砂降りの中、向かったのは有楽町の「角川シネマ有楽町」
鑑賞したのは『ターシャ・チューダー〜静かな水の物語』

アメリカの人気絵本画家であるターシャ・チューダー(故人)の生き方と彼女の創った素晴らしい庭の物語。既存のドキュメンタリー映像作品のリミックス版?(+新規画像少々)…みたいな感じでした。
実はNHKでやったドキュメンタリーのDVD持ってるんだよね。なんで、内容はあまり目新しい部分は無かったんだけど。
あの美しいお庭を大画面で見られたのは眼福でした。
彼女の死後どうなったか、って辺りがエンドロールで少しだけ流れます。パンフレット内にも記載有。こっちの方が詳しいかな。
 
映画鑑賞し終わったのが午後9時半。もうお店も閉まってたし疲れ切ってたのでそのまま素直に電車+車で帰宅。
自宅着いたのは午前1時半過ぎ。土砂降りの暴風雨の中家に入ったのでした。
3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その10

3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その10

地下のミュージアムショップも見てきました。
このショップ、レベル高いなぁ。商品ラインナップが絶妙で観てて楽しかった。

草間展とミュシャ展の関連グッズもあって、色々観てたんですが。
そしたら、思いかけずバラとユリのポストカードがあって。
内心歓喜しつつ両方購入。「黄道12宮」のペーパーパネル(紙プリントの額絵)も一緒に。
これ、3年前森アーツでやったミュシャ展の物販に出てたやつかな?縦長で大きいポスカ。
あの時買えなかったからすごい嬉しい!ファイルには入らんから額で飾ろう。

前回はね、同行者(絵画に興味なし)を出口で待たせてるのが気になって図録だけしか買えんかったんだわ。閲覧もホント急ぎ足で。腕時計を睨みながら、焦りながら、でね。
後々すごく後悔した。せっかく行ったのにって。
そういや、あの時も 激★混み! だったなぁ…と、遠い目…

で、あの時に、

「趣味のお出かけは、同好の士と共に行くべし。周りに同士がいないなら、むしろ一人で行くべし」

って、改めて思い知ったんでした。そうしないと後悔する、って。
3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その9の2

3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その9の2

額絵(複製)も売ってたけど、金額的にちょっと…流石に高い。ユリがあったら気持ちが揺れたかもしれんけど。(アールヌーボー時代ならユリが一番好き)
でも結構売約済みのシールが貼ってあったよ。皆スゴイな。っつか、日本人やっぱ金持ちだな。
それから、チェコガラス?なのかな、ガラスのアクセサリーも売ってた。売り場のお姉さんが、「全部1点ものです」って言ってたな。綺麗だったわぁ。お値段お手頃のものも結構あったし。

買おうと思ってたのに売り切れで買えなかったのは、ヒヤシンス姫のペーパーウェイトと、金の透かしの栞。
あとバラのポストカードも売り切れで買えんかった。ユリは残数僅少。やっぱ、4つの花のユリとバラが人気みたい?
あと、一部で話題になってたお菓子缶も全部売り切れ。
うーん残念。夕方だったから?朝早くなら買えたのかな?

草間さんの方も併せて、大分完売商品が出てるみたいですね?こういうのって日毎に補充するのかな?完売品の再販開始とかは無いのかしらん?
3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その9

3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その9

今回のミュシャ展のお土産(※一部) 
マステは全部(6種)買えた!これだけは最初から全部買うって決めてたんだわ。すっごくかわいい、これ。
ポスカは、もう、いっぱい。とにかくいっぱい買った。何枚だかわからないくらい。元々、手持ちに無いのは全部買おうって思ってたし。
あと、あんまりかわいいんでiphoneケースなんて買っちまった…どーすんだ、コレ…自分、ガラケー使いのくせに…
ま、とりあえず、またポストカードファイル買わなきゃ!

ほんと、本心言えば全部欲しかったよ!買い占めたかった!金と保管する場所と使用する機会さえあれば。
でも今回、私的に超大盤振る舞いというか買いたい放題というか歯止め利かずというか、とにかくちょっとでも欲しいと思った物はあまり迷わず全部かごに入れてました。我ながらこういうの珍しい。
レジで合計金額言われた時も、普段なら青ざめたかもしれん金額にもかかわらず、昨日は「おー、全然予算内!おkおk!!!」って。財布の紐緩みまくり。いかに気分が高揚してたかわかるってもんです。
でもさ、このためにこの半年無駄遣いせずお金貯めてたからね。年末調整で還って来たお金も1円も使わずキープしといたし。
3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その8の2

3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その8の2

スラブ叙事詩展示の裏側についての記事。
展覧会開催までの道のりとかあの巨大な絵の移動方等、興味深い記事でした。

『「ミュシャ展」大ヒット!担当者が語る、プロも苦心した巨大展示成功までの道のり』
http://liverary.tokyo/entry/detail.php?id=24343



実は、観てる内に気付いたんだけど、絵の一部に、絵の具が剥落してる?と思しき場所があったんですよね。
まさか、日本への移動中に痛んじゃったのかなぁ、と思うと、何とも申し訳ない気分。私の見間違いならいいんだけど。
今は、この大作を遠い日本にまで貸し出してくれたミュシャの御身内の方とチェコ共和国とプラハ市に大感謝したい気持ち。あと、この展覧会を企画立案実行してくれた主催者の方々にも。

ミュシャが好きな人、画の好きな人、画を見るのが好きな人、絵を描くのが好きな人、そっち方面の仕事してる人、各種デザイナーさん、漫画家さん、イラストレーターさん、それに、ただ興味があるだけの人も。アマ・プロ問わず。

観に行ってほしいなぁ、是非。スラブ叙事詩全20作が揃って日本にある内に。

だって、コレって、多分、相当レベルの奇跡、よ? 
そして、奇跡 って二度はおきないんだよね。

きっと、こんな素晴らしい機会はもう2度と巡ってこない。少なくとも、私が生きてる内には。
3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その8

3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その8

全20作の内、最初の1枚、3枚目、最後の4枚が好き。特に1枚目と最後。
色使い、色の幅、色の深さ。画面構成や全体の構図、光の表現、影の表現…諸々全部好き。
金色の光に紫の影を合わせるとか、青白い光に橙っぽい影を合わせるとか、その逆とか。すごく好み。
淡い緑の靄がかかった感じとか。金色の紗が掛かった感じとか。もう、ゾクゾクするほど綺麗だ。
このレベルに行っちゃうと、画全体が光って見えるんだね、例えじゃなく、本当に。
『故郷の〜』の星空だって、ホントに星が光ってるように見えるんだもの。本物の満天の星空みたいに。
 
帰ってきてから図録を熟読したのだけど、本物観た後だと色も深みも全然違う。
改めて、これは、生で見るべき作品だと思った。映像や印刷じゃ、魅力の半分も伝わらない。
写真でも動画でも本(印刷)でも、「映像」だと、ただのベターっとした「色」になっちまうんだね。「光」じゃなくて。

人の眼は、「色」を見てるんじゃなく、「光」を見てるんだよ…ってよく言うけども。
生でスラブ叙事詩みると、その辺実感するな。

あの、光のヴェールを何枚も重ねたような独特な空気感。
なのに消えない、不思議な透明感。
スゴイ重層的で奥行あるように風なのに、全然色が濁って見えない。

写真じゃ、表現できないんだな、きっと、こういうのって。会場のライティングの妙もあるにせよ。
3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その7の2

3.17 超・強行★東京弾丸ツアー その7の2

巨大な絵なんだけど、観てて圧迫感は不思議と感じないのよ。むしろ、画に吸い込まれるような感覚というか。
特に1枚目を初見で見上げた瞬間、身体が持ち上がるような感じがしたの、今でも覚えてる。浮上感というか浮遊感というか。で、びっくらこいて思わず動悸が…(笑)

1枚目の『故郷のスラブ人』は、結局4回観ました。全体を3回見直して、会場出る前に、やっぱりあの絵だけ最後にもう一度、って思って早足でまた戻った。で、しばしじーっと。
展示室を出る時は、後ろ髪引かれまくりというか…むしろ、後ろ髪を掴まれて引き摺り戻されそうな感じの中退室したんでした。でも、出た途端、ああもう一度見たい、と思っちゃって。

椅子とスケブ(&鉛筆)があれば、多分一日中でも見ていられると思う。飽きない。時間忘れる。
こういう体験すると、ルーベンスの絵を見ながら逝った「フランダースの犬」のネロ少年の気分が、ちょっとだけわかる気がするな。…ワシにパトラッシュはいないけど。(※猫はいるぞ!)

っていうか、貸切で一人っきりで他人を気にせず存分に鑑賞したい…巨大な絵に四方を囲まれるあの感覚、何ちゅー幸せだろ…